このプログラムはテキストベースの楽譜をMIDIデータに変換する プログラムです。(2006/11/19版) このプログラムはテキストベースの楽譜(例えばmusic.txt)に対して mkmid music.txt と引数として楽譜テキストファイル名を指定すると、中間ファイルとして output.trk , output.datを作った後、output.midを出力ファイルとして 生成します。(中間ファイルはいろいろな途中計算をするため、ファイルとして 生成しているもので、後では使いませんので、消してしまって構いません。) 現時点では (1)テンポ (2)音色(32トラックまで) を指定できるようになっています。具体的にはサンプルを見ていただくと どういう入力を楽譜として念頭に置いているか判っていただけると思います。 途中でテンポを変えても、その時点でテンポは変わります。ですから、 最初は4分音符が比較的多く、途中から16分音符が入る曲は [TEMPO]4,120 で始めて [TEMPO]16,120 から16分音符速度で音を入れていくことはできるようになっています。 但し、後ろの120はまだ仮です。そのうち、これも計算するように バージョンアップします。 (このバージョンでは、ビブラートやコーラスなどのサウンドエフェクトは 指定できません) また、音色は現時点ではベースコードのみ対応でCODE0-127が指定できます。 従って、楽譜テキストは、テンポで指定した早さでサンプリングされた 音として入力していくことを前提としていて [TEMPO]2,120 [TRACKS]5,40,40,40,41,42 En4,En4,Hn3,G#3,En3 G#4,G#4,En4,Hn3,En2 Hn4,Hn4,G#4,En4,En3 [TEMPO]8,120 +,+,+,+,+ +,+,+,+,+ +,+,+,+,+ +,+,+,+,+ +,+,+,+,+ G#4,G#4,En4,Hn3,En2 An4,An4,F#4,+,+ Hn4,Hn4,G#4,En4,En3 +,+,+,+,+ G#4,G#4,En4,Hn3,G#3 An4,An4,F#4,+,F#3 Hn4,Hn4,G#4,En4,En3 こんな具合になります。 音符は C,D,E,F,G,A,H b,n,# 0,1,2,3,4,5,6,7,8 を組み合わせて入れてください。 尚、音を伸ばす場合は+を、音を消す場合は-を入力し 空白の場所は設けないでください。 後は、ソースコードを見ていただけば、何をやっているか判っていただけると 思います。 以上 奥村 徹(toru@okunet.gr.jp)