X11R6.6 make World 一発

FreeBSDには、便利なportsコレクションがあり、当然X11も入っています。しかし、やはり本家本元からダウンロードして X11をmake World一発でインストールしたい・・・などと思ってしまう方、いらっしゃるのではないでしょうか。

最近は、config fileの中にFreeBSD.cfが含まれており、比較的容易になりましたが、やはりちょっと手を入れないと一発！！という訳にはいきませんでした。

手を入れたファイルは下記の通り。他の方はどんな手の入れ方をされたのでしょうか。興味があります。

config/cf/site.defファイルの書き換え
いろいろ試行錯誤の末、このように書き換えました
サーバーをコンパイルしない場合は BuildServer NOとなります
/tmpに関する設定も自分のマシンの設定に合わせました
ちょっと悲しいconfig/cf/generic.cf ファイルの書き換え
本来、この手のファイルを書き換えることは邪道だと思いますが、
なぜかこうしないとサーバーがコンパイルできないためこうしました
これもちょっと悲しいprograms/xdm/Imakefile ファイルの書き換え
なぜか-DNO_LASTLOGのための変数がないため、仕方なくImakefileを書き換えました
現時点でなぜ必要かわかっていない programs/xrx/Imakefileと lib/X11/xi18nlib/Xi18nLib.confの書き換え
コンパイルをgcc-2.95.3で行っているためなのか、Shared Libraryのみ作られるディレクトリでのldに-sharedのフラグが抜けていて、エラーが出ることに対応する変更
fonts/PEX/lex.lのちょっと無理矢理書き換え
なぜか時々、yylinenoが宣言されないものがあります。FreeBSDで
コンパイルしていると時々うまくいかないのでちょっと無理矢理書き換え
してます

Imakefileファイルの書き換え
（これは趣味の問題ですが）やはりせっかくR6.6という名前なので、
書き換えました

Toru Okumura